グリーンロタラを密植せず真っ直ぐ垂直に育てる簡単な方法
水草水槽をやっている人なら誰もが一度は憧れるグリーンロタラの群生。
グリーンロタラを綺麗に育てるのは、トニナとかよりよっぽど難しいかもと言われるほど。
でもグリーンロタラを一切曲げることなく竹のように真っ直ぐ育てることは実は簡単なのです。しかも密植とかもしません。
またグリーンロタラは匍匐性が強くて曲がるのが当たり前のように言われていますが、これは間違いです。正しくは「一度匍匐して光源に向かって真っ直ぐ育つ」が正解です。似た性質にロタラspワイナードなどがあります。
ではでは、どうやって竹のように真っ直ぐ育てることが出来るのかというと….
そもそも面光源ではグリーンロタラを真っ直ぐ育てることは不可能です。点光源に変えると真っ直ぐ育ちます

点光源、面光源とはその字の通りで、
点光源:メタルハライドランプ、太陽、スポット型LEDライト
これらは光源が一点なので点光源。
面光源:蛍光灯、LEDがたくさんついてるRGBライトなど
これらは面光源に分類される(多分そうだったはず)
つまりグリーンロタラやロタラインディカなども光源が一点であればその一点に向かって真っすぐ成長していくわけです。
面光源だと光源があっちこっちに分散され水草もどっちを向いて良いのか分からなくなるんですね。
なので「グリーンロタラが真っ直ぐ育たない!」って悩んでる方が多いみたいですが、今はやりのRGBでは土台無理な話なのです。RGB使っている人でグリーンロタラを育成しているプロの人は今はほとんどいませんよね?
グリーンロタラを真っ直ぐ育てるには底床肥料とKHの安定も重要
点光源に変えても真っ直ぐ育たないって方はCO₂の安定的な添加はもちろんですが、底床肥料少なくなっていたりソイルが古くてKHの変動とかしてませんか?これらをしっかり行わないと成長点付近が光への感受性が弱くなって曲がってしまうこともよくあります。
これはキュウリが曲がってしまう原因とちょっと似てますね。キュウリが曲がってしまうのは光、栄養、水のいずれかが不足すると曲がってしまうのです。
水草も同じでKHの変動によって一時的にCO₂や栄養にアクセス出来なくなり曲がることがよくあります。また底床肥料が少なくなっても曲がっていきます。(CO₂が少ないと逆に水面に早く到達しようと真っ直ぐ伸びるけど間延びしてる状態です)
ではではこれまでのことをまとめるとグリーンロタラを竹のように真っ直ぐ育てるためには、
・点光源に変えること。
・KHの変動に注意(すぐに萎縮し曲がる)
・底床肥料の強化(とくに砂利底床では意識して強化)
・横から太陽光の間接光が入らないこと。
これらを守れば密植しなくても全然真っ直ぐ育ちますよ。
グリーンロタラの代わりになるロタラ・ロトンディフォリア・スパイキー
とは言いつつも「RGB主流の時代にグリーンロタラのためだけにメタハラ導入?」って思いますよね。
そこでグリーンロタラの代用品種におすすめなのがロタラ・ロトンディフォリア・スパイキー。
スパイキーはRGBライトを強光で照らしても全く匍匐することなく育ちます。

グリーンロタラの代わりになりそうなロタラspワイナードなどいろいろ試したのですが、ホシクサ・キングクリムゾンやハイグロフィラspチャイ育成のため強光にすると、オレンジや黄色みを帯びたりといった品種ばかりでした。
でもこちらのロタラ・ロトンディフォリア・スパイキーは強光下でも葉色はライトグリーンのままです。真っ直ぐ育つし、脇芽も出やすいのでボリューム出やすいです。その前面にはロタララモシオールフロリダサンセットを植えてますが、真っ直ぐ育つので干渉しにくくレイアウトもやり易い感じです。
2026年の現在、グリーンロタラの代用として最も有力な品種ではないかなと思います。
ただし、こちらのロタラ・ロトンディフォリア・スパイキーも他の水草同様、KHのわずかな上昇でも新芽が萎縮したり横に這ってしまったり、ゆがんで成長することがあるので、その点は注意しておいた方が良いです。
