90cm砂利底床水草の育成記録2024年2月~

90cm砂利底床水草の育成記録2024年2月~

だんだん過密状態になってきた大磯砂底床の60cm水槽。

過密っていうより放置して伸び放題の60cm大磯砂水槽

大磯砂だと酸処理徹底しない限りCO₂添加で貝殻がジワジワ溶け徐々にKHが上昇。KHが1.5以上あがるたびにテトラpH/KHマイナスを点滴していくの面倒だし、もっといろんな水草を育成してみたいという願望もあって90cm水槽を導入することに。

ちなみにこちらの大磯砂水槽ではアニオン交換樹脂(カチオンではなく)に水槽の水を直接通水させKHを限りなくゼロに近い水質にすることもしてきましたが、添加したCO₂も交換するようですぐに交換容量が飽和し使い物になりませんでした。カチオンだと塩水で再生できるんですがアニオンは薬品を入手することも扱うことも難しいですしね….

大磯砂で水草育成して学んだ重要なこと

筆者にとって60cmの大磯砂で学んだことはかなり大きいです。

砂利で水草を綺麗に育成できるコツは

KHを1以下に、(換水時の短時間の変動は大丈夫)

GHは5以上、

底床肥料は「意外とかなりの量必要」

これさえ守れば、ほとんどの難関種の水草は育てられることが分かった。あとは2hr wayでやればOK。さらにコケを水草に付かせないように育成するには初期肥効をピークにし、あとはその肥効のピークを超えないように追肥していくこと。

60cmの水草をなるべく移植させようと思い90cm水槽と60cm水槽を並べて設置です。

90cm水槽でっか!園芸用の肥料を練りこんで乾燥させたケト土ブロック、ピートモスを入れたところ。このあと溶岩砂を敷きました。どんな水槽にしようか妄想膨らむ…ワクワク…(その横で嫁の冷ややかな視線…)

60cmから90cmへ水草の移植完了

サイクリングはせずに60cmの底床汚泥とフィルターのろ材に抵触したバクテリアををそのまま受け継ぎスタート。この辺はSONOさんのブログから学び大磯砂でも採用させてもらいました。

ちなみに溶岩砂(charmのボルケーノ)は洗わないと滅茶苦茶濁ってしまうんですが長時間かけて洗う必要はないと思っています。筆者は全く洗いもせずそのまま90cm水槽へ敷きました。

移植完了!初めはすごく濁ってましたがみるみる透き通ってきました。

移植、追加した水草:

・ロタラh`ra

・グリーンロタラ

・ロタラ マニプレンシス

・ロタラ ブラッドレッドvar SG

・ロタラ ワイナード

・バコパ サルツマニーパープル var SG

・ロタラ マクランドラ ミニ バタフライ

・ロタラspボンサイ

・トニナspベレン

・ホシクサ キングクリムゾン(種付いたので枯れるの前提で移植)

・トニナspラーゴグランデ

・ブセファランドラspブラウニーブルー

・キューバパールグラス(追加)

移植した水草は全部で10種。追加は1種のみ。改めて見ると60cm水槽によくもこんなに多種の水草植えていたものだと…(過密になるの当たり前)

90cm水槽はイオン交換樹脂にて軟水化

今回はテトラpH/KHマイナスは使わず、イオン交換樹脂を使って軟水化することにしました。

もちろん出来上がる水は純水になってしまうので換水するたびにAPT SKYでGH調整です。

KH:0 GH:5 で維持していきます。

砂利底床という違いはありますが基本的なことは2hr wayで。

立上げ3日後の様子:停滞中

組織培養のパールグラスとハイグロフィラspチャイ追加してみました。

3日後の様子です。KH(環境)が変化したためか、表面の肥料のないところへ根を張っていってるためか成長がおそいです。右のトニナspラーゴグランデは完全に成長止まりやや黄なってきています。

が、ここでなんだかんだと手を加えたくなるのですが辛抱して水質パラメータ維持です。

立上げ5日後の様子:まだ停滞中

僅かながら成長です。アルテラナンテラレインキーミニ班入り、ブリクサショートリーフ、ロタラマクランドラ、ロベリアカーディナリス、リムノフィラアロマティカミニを追加しました。

立上げ7日後の様子:葉先はピシッと色は徐々に良くなってきました。

KH:0dKH、高光量、CO₂濃度高いと写真で見ても分かるぐらいあちこちの水草から気泡出まくりです。

葉色が上がってきて葉先もピシッとしようやく水質に適応した様子です。ここまでずっとトロピカ緑液を毎日6プッシュずつやっていたのですが、底床肥料が効かないと成長もかなり遅いです。

2週間後:純水だと全然コケつきにくいです。GH5→GH10に変更。追肥と光量を赤と青波長を15%上げました。

組織培養のハイグロフィラspチャイ溶けてきました。ロタララモシオールフロリダサンセット、ブセファランドラspホワイト(ムリゲー言われてるやつ)を追加です。

組織培養のハイグロフィラspチャイやっぱり溶けてきました~。(今回で3回目のチャレンジ)10日以上何とか維持できたからイケるかなと思ったのですが、よく見ると茎から溶けている状態でした。健康そうな先端側だけ植えなおしてみました。

なんとな~く全体的に成長は遅いですね。トニナspラーゴグランデは黄色くなっていた葉が緑色に調子よさげになってきました。ロタララモシオールフロリダサンセットは大磯砂でも成功してるので今回もイケると思います。またロタララモシオールフロリダサンセットを植えたのでGH5からGH10に変更しました(GH:10だとTDS130になりました)

ロタララモシオールフロリダサンセットはGH5でも育つには育つけど、GH低いと下位の葉が活力が弱くなり下の方から脇目が出にくくなる感じなのでGHをかなり高めに設定です。光量も高めじゃないと脇目出にくいので赤と青の波長15%上げました。

また、新葉の展開が遅い感じがしたので、カミハタスティック睡蓮20本を4等分に切り底に追肥しました。とくにロタララモシオールフロリダサンセット付近を強化です。

筆者は夜間に水草の葉が閉じている枚数が少ない場合、光量、CO₂濃度、底床肥料のいずれかが足りていないと判断します。この写真の場合、高光量、高CO₂濃度であるにも関わらず、全体的に葉が閉じている枚数が少なすぎるので底床肥料の不足。逆に肥料がちゃんと効いていると葉の合成スピードが速くなってくるので若い葉が多くなりその分、葉が閉じてくる枚数が多くなる。これが今回追肥した理由です。クロロシスなど明らかに栄養不足の症状が現れてから追肥するのはちょっと遅すぎるかもしれない。

4週間後:全体的にトリミング

それぞれの水草の成長スピードがなんとなくわかってきたので一度全体的にトリミングしてみました。

今もイオン交換樹脂で換水してますが、成長が穏やかでもやっぱりコケほとんどつきません。まあ、まだ底床の有機廃棄物とかリン酸もたまってないので何とも言えないですけど。

7週間後:レイアウト完成?

6週間後の様子です。アルテラナンテラレインキーミニ班入りがでかくなりすぎたので根元からバッサリ切りました。右端のリムノフィラアロマティカミニは60cm水槽からの移植で健康な株が6本ほどしかなかったのですが、何回かトリミングすると低い草姿のまま良い感じでボリューム出ました。

それから右前景のロタララモシオールフロリダサンセットが良いアクセントになった気がします。

また左のロベリアカーディナリス、根元が根っこだらけ。前景に植えたのは失敗でした。

全体的には高光量、高CO₂濃度、底床肥料もしっかり効いてたので、それぞれコンパクトにボリュームが出せたのでまとまるようにトリミングし、それぞれが引き立ち良い感じになったのではないかな?と思ってます。

今回はイオン交換樹脂を使っての換水だったのでコケは水草にほとんど付かずかなり楽に管理できました。(ガラス面は5~7日に1回コケ掃除)

この時点で調子が上がらなかったのはキューバパールグラスです。根が浅いので砂利だと流出しないように浅く追肥していくのが結構難しいです。コケコケしてきそうなので途中から追肥を断念しました。

砂利表面付近に埋め込んでも水中に成分舞わないようなかなり遅効性の肥料見つけるしかないですね。