ロタララモシオールフロリダサンセットを砂利底床で育成

ロタララモシオールフロリダサンセットを砂利底床で育成

charmさんから組織培養のロタララモシオールフロリダサンセットを購入。

成長はかなりゆっくりだけど肥料は大食いらしいので底床の底に仕込んでいた元肥+カミハタスティック睡蓮を3本分(4分割して)12か所砂利の中層付近に施肥。

そのあとこのカイワレロタララモシオールフロリダサンセットの組織培養株を植え付けました。

水質:TDS:130  GH:10 (純水で換水後、APT SKYで調整)  KH:0(100%純水で換水)   pH:6.8(CO₂を完全に抜いた状態で測定)  pH:4.9(CO₂添加5時間後)水温:23~24℃

フィルター流量:水槽水量に対して約10倍(90cm水槽155ℓ、フィルター流量1600ℓ/h)

底床:溶岩砂(charmのボルケーノ)

底床肥料(元肥):ケト土、カミハタスティック睡蓮(90cm水槽に1箱30本全部)

トニナも植えていたので水質はKHをゼロと極端に低下させ維持。さらにロタララモシオールフロリダサンセットの下位葉が落ちないようGHを10に設定です。GHよりもCa濃度を30ppm以上にすることが目標だったのでGHは無視です。

ちなみに以前GH8、KH3以上の大磯砂でもラモシオールを育ててみましたが上手く育ちませんでした

砂利底床に植えて4日目のフロリダサンセット。初期肥効が大事

砂利底床に植えて5日目のロタララモシオールフロリダサンセット

地上部はかなりゆっくりですが、根の方はしっかり伸びていってます。

4日で1、2節ぐらいは成長したかな。

大磯砂で育成したときは肥効が弱すぎて下位葉が落ちまくり貧相な姿になってしまい、相当な肥料食いだなという印象でした。

なので今回は底床肥料を初期からガッチリ効かせてるので大丈夫かな~~と思います。

草姿はかわいいのに初期肥効が低すぎてもダメ、Ca濃度低すぎてもダメ、光量強く、CO₂濃度高めというわがままっぷり。うちの嫁みたいな憎いやつです。

砂利底床に植えて1週間目のフロリダサンセット

砂利底床に植え付けて1週間目のロタララモシオールフロリダサンセット

立ち上げて間もないので水質が不安定なためか、ちょっとクネクネしながらの成長です。

今のところ下位葉が落ちていないので初期肥効がちゃんと効いている感じがします。

砂利底床に植えて10日目のロタララモシオールフロリダサンセット

砂利底床に植えて10日目のロタララモシオールフロリダサンセット

10日目にしてようやくしっかりした水中葉が展開され始めました。

何本かはヤマトヌマエビに引き抜かれ…..

砂利底床に植えて2週間目のロタララモシオールフロリダサンセット

砂利底床に植えて2週間目のロタララモシオールフロリダサンセット

だんだん草姿が凛々しく綺麗になって気泡も上がりだしました。

若干、下位葉が落ちてしまったので、もうちょいと広範囲に肥料を入れるべきでしたね。

砂利底床に植えて3週間目のロタララモシオールフロリダサンセット

砂利底床に植えて3週間目のロタララモシオールフロリダ

なんとなく横から撮ってみました。

写真では分かりにくいですが下からも脇目が結構ついてきてます。

で、気づいたことは草姿に対して根が広範囲であることです。やはりもうちょっと広く施肥するべきでした。

砂利底床に植えて30日目のロタララモシオールフロリダサンセット

砂利底床に植えて1か月目のロタララモシオールフロリダサンセット

30日目にしてようやくこの草姿。小型ながらもかなりの存在感を放っております。この成長速度なら前景の隅っこじゃなくてもど真ん中でも全然いけるかも。

下位葉の葉緑素が斑になっているところを見ると、やはりピンポイントの施肥より広範囲に施肥した方がまだ綺麗に育ったかもしれません。

それにしてもこのラモシオール、今回で2回目の育成ですがゆっくり成長する割にはコケに対してかなり強い印象です。初期に肥効遅れてスポットコケついても新しい葉が展開するとその葉には全くコケ寄せ付けない感じ。

50日目のロタララモシオールフロリダサンセット

50日目のロタララモシオールフロリダサンセットです。

ガラスや砂利はちょっとコケてますがラモシオールには全くコケがついてません。

コケに対して抵抗力が相当強いです。

背が高くなっても(といっても高いところでまだ10cm)下位から脇目が出てくるのでボリューム出やすいです。

ここまでの水質は一切変えておらず初めに設定したKH:0 GH:10をキープしてます。

ちなみにGH:10でもKHが低いならトニナもすくすく育ってます。

筆者の水槽はGH:10 KH:0と極端。それでもトニナは育つ